Webアプリは、インターネットを介して利用できるソフトウェアです。端末にインストールする必要がなく、本体の残り容量を気にせず手軽に利用できるのが大きな特徴です。
Webアプリを開発する上で知っておきたい仕組みとして、フロントエンドとバックエンドが挙げられます。ユーザーが訪問した際に目に入ったり直接操作できる箇所をフロントエンド、アプリの裏側にあり開発者しか操作できない箇所をバックエンドと呼びます。
フロントエンドは、そのWebアプリの見た目・デザインと、メニューや再生ボタンなどの操作系統が主体です。
プログラム言語として用いられるのは、Webページの構造および装飾を司るHTMLとCSSです。HTMLでWebページの基本的な構造を作り上げ、CSSでサイト全体の構造を組み上げるといったように、2つを組み合わせて構築します。
加えてメニューボタンを押した際に自動的にウィンドウが開くなど、Webページに動きをつけるための言語であるJavaScriptも必要不可欠です。
一方開発者しか見ることのできないバックエンドでは、ユーザーが操作・入力した内容を受け取って保存・処理する部門です。
検索窓に入力した内容に対して適切な結果を返答したり、停止ボタンを押された時に動画や音声の再生をストップさせたりします。Webページに動きを与えるJavaSprictはフロントエンドと共に、開発に用いられる言語です。
同じく動作を司る言語であり、開始と終了の処理命令を担うPHPや、サーバ内で働いて端末やブラウザの動作をサポートするRubyなどもバックエンドに用いられます。