最近開発が増えているWebアプリには、どんな利点があるのでしょうか。
ネイティブアプリを開発した場合、ストアを経由してアプリをダウンロードしてもらう必要があります。アプリをインストールするにはスマートフォンの保存容量を空けておく必要もあるため、ユーザーにとっては手間が多いという問題があります。
それに対し、Webアプリはブラウザ上で動作するものであるため、ブラウザからサイトにアクセスするだけでアプリを楽しんでもらえるというメリットがあります。スマートフォンのストレージを圧迫する心配もないので、保存容量の少ないスマートフォンを使っている人でも、気軽にアプリを利用できるというのが魅力的なポイントでしょう。
ネイティブアプリの場合、更新データを配り直して、ユーザーはそれをダウンロードする必要があります。その点Webアプリの場合、サーバー上にあるプログラムを更新するだけでアップデートが済むので、開発者もユーザーも手間が少ないというメリットがあるでしょう。
ネイティブアプリの場合はストアを経由するので、リリースの度に審査が必要です。Webアプリの場合はストアを経由しないので、リリースの際に審査を受ける必要がないというメリットも得られます。
そのほか、ネイティブアプリの場合はOSごとに別のアプリを開発する必要がありますが、Webアプリの場合はブラウザを使うので、マルチプラットフォームへの対応が行いやすいという点もメリットといえます。